【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第50章 課題
コ「ダメだ…全然良い案が浮かばねぇ」
コナンくんもお手上げ状態
次、いつ組織から
任務を与えられるか分からない以上
早めに手を打たないといけない
やっぱり…
『…ベルモットに連絡して…』
赤「ダメだ
ベルモットに言えば
その見返りに何を要求されるか
分からない、危険すぎる」
コ「葵さん、
ベルモットの弱みになりそうなもの
何か知らないの?」
弱み…?
そんなもの知るわけ…
いや…
ベルモットは
APTX4869の薬の副作用で
幼児化する事を
組織に隠している節がある…
何故だかは不明だけれど…。
組織に幼児化した私と
今の私を同一人物だと
知られる訳にはいかないだろう
『…ベルモットは
何も要求せずに私を
組織から隠してくれる…』
赤「何故そう思う」
『幼児化の事を組織に
知られる訳にいかないから…
何故だかは知らないけど
あの薬の効果を
ベルモットは組織に
隠しているんです』
コナンくんの方を見れば
どこか心当たりがあるような
納得した顔をしていた
その様子を見た秀一さんは
赤「分かった…」
と渋々了承してくれた
『危険だと分かれば
すぐに言います』
取り敢えず
ベルモットに渡された
組織用のスマホで
連絡を入れてみようと思う
一応、秀一さんと
コナンくんにこのスマホが
安全なものかは
確認を取ってあるから大丈夫だ
スマホと言えば…
安室さんから頂いたスマホに
いつポアロに出勤できますか?
と連絡が入っていたのを思い出した
私なんだかめちゃくちゃ忙しい…
安室さんが
私の幼児化の事を
把握していてくれれば
色々楽なんだけれど…
そうなれば
コナンくんも巻き込み兼ねないから
隠し続けなければならない
取り敢えず…
今の大人の姿の私は
安室さんから見れば
要注意人物で
未だに怪しまれてたんだっけ…
うーん、上手くやれるかな…
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