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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第45章 帰宅※




その優しさに
胸がいっぱいになった


『…秀一さんが謝る事じゃありません
私が…誰にも頼ろうとしなかったから
こんな事になってしまって…
…ごめんなさいっ…秀一さん』


赤「いい、俺ももっと早くに
気付いてやれなくて悪かった」


ぎゅっと痛いくらい抱き締められた


腕の中に閉じ込められたまま
横になった


赤「それでどうやって
安室くんの監禁から逃れてきたんだ」


『…安室さんの行き過ぎた行動に
ベルモットが気付いて
そこから出してくれて
家に帰してくれました』


それから…まだ話してない事がある


任務の事…


『…秀一さん…私、
与えられてる任務があるんです』


赤「言ってみろ」


『…幼女趣味の男の相手を
しないといけないんです』


身体が震えた


嫌だ…


赤「…策を考える
その任務はいつだ」


『まだ知らされていません』


きっと身体の痣や痕が
治った頃だろう…


言わないといけない…


けど言えなかった


赤「わかったら
直ぐに知らせてくれ」


『…はい』


赤「安心しろ、次は必ず
守ってやるから」


そう言われて
顔を上げると秀一さんと
視線が絡んだ


頬に手を添えられて
自然と唇が近付く


そのまま唇が重なった


秀一さんと久しぶりのキス


愛おしすぎて
夢中で唇を求め合った


赤「葵…愛してる
また俺の恋人に戻ってくれるか」


『…はいっ』


そう言って
再び唇を求め合った


唇が離れたかと思うと
今度は耳元に熱い吐息がかかる


赤「…我慢出来ない」


そう囁かれて
耳を舌で舐め取られた


着ていた服の中に
秀一さんの手が侵入して
ハッとする


このまま、
あの痕だらけの身体を
見られる訳にはいかない


『…まって…だめっ…』


そう言いながら
秀一さんの手を抑えた


赤「俺がどれだけ待ったと
思っているんだ…」


『…できないっ…』


こんな汚い身体を見られたくない




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