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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第36章 安室さんとデート




安室さんとデートの日


また赤井さんに
隠し事しに行くのかと聞かれて
今回は少し訳が違うから
心苦しい気持ちで家を出てきた


待ち合わせ場所に着くと
安室さんの車が止まっていて
近付くと中から安室さんが出てきた


助手席側に回って扉を開けられて
車の中へ入ると
ゆっくり扉を閉められて
安室さんは運転席に座る


『デートって何するんですか?』


安「ドライブでもしましょうか」


と言いながら
安室さんはアクセルを踏む


ゆっくりと流れていく外の景色を
つまらなさそうに眺めた


安「そろそろ葵さんの事
教えて下さいよ」


『私の何が知りたいんですか?』


安「その情報網…
それから…ティフィンの事も」


面倒くさい男だなと思い
そろそろ適当にそれっぽい事を
言っておこうかと思った


『情報はハッキングです』


組織にいた時に
安室さんに教わって
やり方は忘れていない
やろうと思えば今でも出来る


安「それで僕の情報を入手したとなると
相当の腕前ですよ…ですが
ハッキングは犯罪です」


『安室さんがそれ言いますか』


安「…ふっ…葵さんは
非常に興味深い人ですね
それで、ティフィンの事は?」


『あの子とはコナンくんを通して
知り合って組織やFBIに
関係している話は聞きました
でも今、あの子と連絡がとれなくて
気になっているんです
何か知りませんか』


口から嘘がスルスルとこぼれる


安「そうですか…
組織が血眼になって
探しています
あのジンが、あの子の事を
相当気に入っていたようで
見つけたら殺さずに連れて来いと
僕も言われているんです」


ジンが…


組織に見つかったとしても
幼児化している時なら
とりあえず即死は回避出来そうだな


あと厄介なのがベルモットだ


あの人はAPTX4869が
幼児化する薬だと知っている…


もし私がティフィンだと
気付かれたら大変な事になる…




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