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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第36章 安室さんとデート




ポアロに着いて
スタッフルームに入り
エプロンをつける


安「おや、葵さん
ここ赤くなってますよ?」


真後ろから安室さんに
声をかけられて
体がビクッとした


安室さんは私の首を指差していた


あ…この間
赤井さんに付けられたキスマーク…


私は慌ててそこを手で隠した


安「結構お盛んなんですね」


後ろから安室さんの腕に
閉じ込められた


『…ちょ、安室さんっ…』


安「僕と浮気しませんか」


耳元で囁かれて
心臓の音が早くなる


『し、しませんっ』


安「僕と浮気してくれたら
組織の情報を教えてあげてもいいですよ」


『…からかうのやめてくださいっ』


そう言いながら
バッと体ごと振り向いて
安室さんの胸板を押した


でもそのままぐっと
距離を縮められて
背中にロッカーが当たり
足の間に安室さんの片足が
割り込む


顔の横に片手をつかれて
完全に逃げられなくなった


もう片方の手で
顎を掴まれて
クイッと上にあげられ
安室さんと視線が絡む


『…本当にやめてくださいっ
ハニートラップなんかに
引っ掛かりませんから!』


安「僕は本気ですよ」


ぐっと顔を近づけられ
もう少しで鼻先が当たる距離で
真剣な表情で言われた


安「一度、僕とデートして下さい」


『お、お断りです』


安「では、このまま
この続きをしても良いですか?」


と、顔の横に付いていた手を
下へ伸ばして行き
エプロンをめくり
スーッと太ももを撫でられる


慌てて安室さんの腕を掴んだ


『わ、わかりました…からっ』


そう言うと満足気に
微笑みながら
体を解放してくれた


安「デート楽しみにしていますね」


安室さんはにっこりといつもの
笑顔に戻りホールに行ってしまった




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