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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第31章 大人の姿




『もしかして、それ
赤井さんに持たされたの?』


コ「うん、そうだよ」


赤井さんに聞かれてたのか…


"私は赤井さんの側に居たい"
恥ずかし過ぎて顔を赤く染めた


私たちは後をつけられていないか
何度も何度も確認しながら
工藤邸に帰ってきた


コナンくんは盗聴器を赤井さんに渡すと
すぐに帰って行ってしまった


赤「葵、おいで」


しゃがんで両手を広げる赤井さんに
私は照れながら仕方なく抱きついた


そのまま抱き上げられて


赤「安室くんと別れるとき
何されたんだ?」


なんて聞かれた


そっか…盗聴器は
コナンくんが持っていたし
耳元で言われた事も
聞こえてないんだ


『別に心配する事なんて
何も無いですよ』


私は赤井さんから
離れるつもりなんてないから…


赤「心配だ」


そう言いながら
頬にキスをしてくる


『赤井さんは
心配しすぎですっ』


赤「恋人が他の男に
ちょっかいを掛けられていたら
心配するさ」


こ、恋人って…


顔が熱くなるのが分かる


赤「葵、もう
安室くんには近づくんじゃないぞ」


『…はい』
















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その日の夜中


私は急激に熱くなる体と痛みで
目が覚めた


ドクン…と
心臓を鷲掴みにされた感覚


『…うぅっ…ぁああ!』


私の声を聞いて
勢い良く部屋に入ってくる赤井さん


赤「…葵…その体…」


『…はぁ、はぁ……え…?』


自分の手を見ると
大人の手になっていた


嘘…


『…元に…戻った…?』


こんな、いきなり
元に戻るんですか…?


こわ…


赤井さんはガバッと
抱き着いてきたかと思うと
そのままベッドに倒された


赤「抱きたい」


『ちょ、いきなり馬鹿ですかっ』


私は枕で赤井さんとの間に
壁を作った


『部屋に帰ってくださいっ』


赤「嫌だ」


それから赤井さんと
私の攻防が始まったのだった




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