【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】
第31章 大人の姿
『落ち着いてくださいっ』
赤「わかった」
赤井さんは一旦私の上から退くと
私の横にごろんと寝転がった
とりあえず着替えたい
このパツパツになってしまった
パジャマが可哀想だ
『とりあえず着替えますね』
と立ち上がり
クローゼットを開いて
大人用のパジャマと下着を出した
スーッと後ろに
赤井さんが立って
後ろから抱き締められた
赤「着替えさせてやろうか?」
『自分で出来ますからっ!
あっち行ってて下さい』
赤井さんは私の言葉を無視して
そのままパジャマのボタンを
外していく
露わになった胸を
赤井さんが両手で包んだ
『ちょっ…セクハラっ!』
私は赤井さんを
バシバシ叩いて
やっと赤井さんを引き剥がした
その隙にささっと服を着替えた
赤「…で、どういう事だこれは」
私と赤井さんの間には
抱き枕を置いてバリケードを
作ってベッドの上に寝転んだ
『絶対今日はしませんからっ』
赤「わかった、わかったから
これを退かしてもいいか?」
私が答える前に
抱き枕を退かす赤井さん
『…あ、ちょっ!』
そのまま赤井さんの腕の中に
すっぽりと閉じ込められた
赤「小さい葵も
可愛くて良いが
久々に見る大人の姿は
こう…グッとくるものがあるな…」
『何関心してるんですか
離れてください』
赤「なんだ、冷たくないか?
子供の姿では
甘えてくれていたじゃないか」
『…甘えてませんっ!』
赤「ホォー…
その姿では恥ずかしいのか?」
『なっ…!』
赤「当たりだな」
そりゃそうだ
子供の姿では
体に凹凸も無いし
女性特有の丸みも無い
それが急に出て
こう抱き締められると
恥ずかしいに決まっている
ぎゅっと赤井さんの腕に力が入って
余計に体が密着する
赤「今日は何もしないから安心しろ
だが…このまま寝たい」
『何かしたら怒りますからねっ』
はいはいと言いながら
頭を撫でてくれて
急に眠気が増した
そのまま目を閉じて
眠りについた
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