• テキストサイズ

【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第31章 大人の姿




『安室さんにお礼を言いたくて…』


コ「じゃあ、ボクが
ついて行ってあげるよ」


『やった!』


赤「ボウヤ…」


赤井さんは頭を抱えながら
ため息をついた


赤「…まぁ、ボウヤが居たら
安心できるんだが…」


『大丈夫ですよ!』


赤「…仕方ない、
夕飯には帰ってくるんだぞ」


『はいっ!』


赤井さんは渋々了承してくれた


コナンくんに対する
信頼度は凄いな…


急いで用意して工藤邸を出た


もう時刻は夕暮れ


コナンくんと並んで
ポアロに向かった


初めてのポアロで
少し緊張した。


カラン…と扉を開けて中に入る


安「いらっしゃいま…」


こっちを見て目を見開く安室さん


『…こんにちわ』


安「ティフィン…それにコナンくんも」


店内は丁度お客さんが居なくて
安室さん1人だけだった


私とコナンくんは
カウンター席に座った


『安室さん…お久ぶりです』


安「何故ここに来たんですか」


『組織にいた時お世話になった
お礼をどうしても言いたかったんです
あの時はありがとうございました』


安室さんは私に紅茶を
コナンくんにはオレンジジュースを
出してくれた


安「組織は貴女を血眼になって
探しています。
殺さず連れて来いと…
こんな堂々とうろうろしていたら…」


『安室さんは私のこと
連れて行かないんですか?』


安室さんの淹れた紅茶を
一口飲む


ティフィンは
紅茶のリキュール…


小さい私にはぴったりか。


安「僕は組織には連れて行きませんが
いつでも公安の方に
連れて行ってあげますよ
貴女が望むなら…」


『困った時は安室さんを頼りますね』


にこっと微笑んだ


安室さんは何か言いたげな
表情をしている


きっと赤井さんの事だろう…


『赤井さんの居場所なら
申し訳ありませんが
教えられません』


そういうと
また目を見開いたが
すぐに元の表情に戻る


安「…貴女はFBIの犬ですか?」


『いいえ、私は…
ただ、赤井さんの側に
居たいだけです』


ここまで黙って聞いていた
コナンくんが口を開く




.
/ 493ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp