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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第31章 大人の姿




『でも、安室さんが居なかったら私…』


組織にいた間
安室さんが私に
ちゃんとした生活を与えてくれた


温かいご飯にお風呂
寝るところも…


そう言えば、
二回連れ去られた時と
また別の家だったな…


あの人何軒家持ってんだ…?


赤「組織は葵を探しているはずだ
それは安室くんの耳にも入っているだろう
そんな奴の所に行かせる訳にはいかん」


『でもっ…!』


赤「駄目だ」


そう言いながら赤井さんは
私の体を抱き締めてくる


赤「大人しく俺の言う事聞いてろ」


頭を優しく撫でられる


この赤井さんの
甘い雰囲気に弱い


その時、チャイムの音が鳴った


赤「きっとボウヤだろ」


赤井さんに抱きかかえられながら
玄関のドアを開けると
コナンくんが居た


コ「2人で何してんの…」


『赤井さんが離してくれません』


赤「離れたくないんだろ?」


『ちょ…責任転嫁もいいところですよ!』


コ「とりあえずお邪魔しまーす…」


やっと離してくれて
リビングのソファーに座る


『コナンくん急にどうしたの?』


コ「黒ずくめの奴らについて
知ってる事教えてほしくって…」


って言われても
もう殆ど私の知ってる情報はない


『もうラムが動き出したの
知ってるでしょ?
でもラムの正体が
誰なのかまだわからないの…』


コ「…そっかぁ」


赤「今後の話は知らないのか?」


『そうなんです…』


2人とも顎に手を当てて悩んでるけど
私はそんな事より
安室さんの事で悩んでいた


あ、コナンくんと同行なら
ポアロに行って安室さんと
会う許可をくれるかもしれない…


『あの赤井さん…』


赤「なんだ?」


『さっきの話なんですけど…
コナンくんと同行なら
行ってもいいですか?』


コ「葵さん何処か
行きたいところあるの?」




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