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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第26章 コードネーム




あれから数日
バーボンにパソコンを
買ってもらって
ハッキングの方法を
教えてもらった


記憶のない真っ白な頭の中を
埋めるように覚えていき
難しい事もこなせる様になった


アジトの中に
小さな私の部屋を用意してくれて
そこで過ごす事が多くなる


今日もそこで
ジンに言われた会社の
情報をハッキングして
それを入手していた


ちょうどその時
ジンが部屋に入ってきた


ジ「どうだ、データは
取れたんだろうな」


『取れたよ、はい』


ジンにUSBメモリを渡す


ジ「仕事が早いじゃねぇか」


『簡単だよ』


ジ「じゃあ、次は
拳銃の使い方を教えてやるよ
付いて来い」


そう言われて
ジンは部屋を出る


その後をついて行く


広いアジトの中
地下へ行くと射撃場の様な
場所が設けられていた


ジンは私に
比較的小さめの拳銃
ベレッタナノを渡してきた


ジンの愛銃である
ベレッタM92と
同じ会社が作った拳銃だろう


それから拳銃の扱いや
構え方を教えてくれた


ジ「撃ってみろ」


耳当てをつけて
人型の板に照準を合わせた


それからトリガーを引いて
バンッと発泡した


衝撃で後ろに尻餅をついてしまう


尻餅をついて痛いことよりも
人型の板に弾が当たったか
気になってジンに尋ねた


『…当たった?』


ジ「センスあるじゃねぇか」


楽しそうに口角を上げていうジン


立ち上がって
人型の板を見てみると
頭に穴が開いていた


『やったー!』


きゃいきゃいと飛び跳ねていると
ジンが口を開く


ジ「だが、筋力をつけろ
じゃねぇと尻餅ついてる間に
やられるぞ」


そう言われた


それから筋力をつける為に
バーボンと一緒に
朝、トレーニングを
始める事になった






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