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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第24章 緋色の帰還




キャ「右カーブ!」


赤「任せたぞ、キャメル…」


キャ「ストレート!」


赤「了解…」


ちゃんとFBIしてる
赤井さんの姿に
心臓が早くなった


キャ「1…

2…

3…

4…」


パーンッ!


赤井さんが放った弾は
見事に公安の車のタイヤに命中


そのままバーンと
後続車にぶつかって
見事公安を足止めする事に成功した


ジョ「…追ってこないって事は
振り切ったようね…」


キャ「流石、赤井さん!」


赤「キャメル…戻れ」


ジョ「えっ!?」


キャ「了解!」


ジョ「ちょっ、ちょっと!
ウソでしょ!?」


赤井さんの指示で車を戻す
キャメルさん


私は約束通り
ずっと大人しくしていた


今頃降谷さんは
困惑しているんだろうな…


車が公安の人達が
いるところまで戻ると
そこで止まった


赤「…大丈夫か?」


赤井さんは公安の人に
向けて言う


公「あ、赤井…」


携帯で恐らく降谷さんと
電話をしてる公安の人と
赤井さんが話しをし始めた


赤「…悪く思わんでくれよ…
仕掛けて来たのはあんたらの方だし
ああでもしなければ
死人が出かねぬ勢いだったからな

…そこで提案なんだが
今、あんたが持っている携帯と
さっき発泡したこの拳銃…
交換してはくれないか?」


そう言いながら
拳銃を差し出して
携帯と交換した


赤井さんはそのまま
耳に携帯を当て
電話の向こうの相手
降谷さんと話し始めた


赤「久しぶりだなバーボン
いや…今は安室透君だったかな?
君の連れの車を
オシャカにしたお詫びに
ささやかな手土産を授けた…
楠田陸道が自殺に使用した拳銃だ…
入手ルートを探れば
何かわかるかも知れん
ここは日本…そういう事は
我々FBIよりも君らの方が畑だろ?」


降谷さんの焦った表情が浮かぶ


赤「組織にいた頃から
疑っていはいたが
アダ名が"ゼロ"だと
あのボウヤに漏らしたのは
失敗だったな…降谷零君」


あとでこの事問われそうだな…
安室さんが公安の降谷さんだと
知っていたのか?って。



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