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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第24章 緋色の帰還





赤「"ゼロ"とアダ名される名前は
数少ない…調べやすかったよ
恐らく俺の身柄を奴らに引き渡し
大手柄をあげて組織の中心近くに
食い込む算段だったようだが…

これだけは言っておく
…目先の事に囚われて
狩るべき相手を見誤らないで頂きたい

…君は、敵に回したくない男の
1人なんだね

…それと…彼の事は
今でも悪かったと思っている…」


彼の事とは
きっとスコッチの事だろう


降谷さんと赤井さんの間に
生まれてしまった深い溝の原因


赤井さんは携帯を
ポイッと公安の人に投げた


赤「よしキャメル、車を出せ」


キャメルさんは
赤井さんの指示に従って
車を発進させた


ジョ「…で?あいつら一体
何だったの?全然話しが
見えないんだけど…」


確かに公安だと
理解してなかったら
何が何だかサッパリ
分からない状況だ


赤「…立場は違うが
本質は俺達と同じ
奴らに噛み付こうとしている
狼達だよ…」
















ーーーーーーーーーーーーーーーー


ジョ「で、その子は一体誰なの?」


私の方を見ながら
ジョディさんは口を開く


何て説明したらいいのか
分からなくて赤井さんの
腕を掴んで見上げた


赤「このお嬢さんは
俺が世話になっている工藤家の
親戚の子だ」


あ、なるほど
そうゆう設定ね


『初めまして。葵です』


キャ「でも何故、
こんな危険な所まで
連れて来たんですか?」


赤「俺と離れたくないらしくてな
…可愛いだろ?」


なっ…!


離してくれないのは
赤井さんの方じゃないですか!


と怒りそうになったけど
赤井さんの掴んだ腕に
軽く爪を立てて
怒りを鎮めた


その様子を見て
赤井さんは私の頭を
ぽんぽんと撫でてくれた



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