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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第24章 緋色の帰還




私はその夜中々寝付けなかった


緊張している


大丈夫だろうけど
やっぱり心配だ


時計を見ると深夜3時を回っていた


本気で寝ないと朝起きれない
明日は工藤優作さんと
初対面なんだから
ちゃんと起きないと…


やっとの思いで眠りについた















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赤「……葵」


微睡みの中、赤井さんの声が聞こえる


でもまだこのままでいたい


赤「…葵、そろそろ起きろ」


なんだ…もう朝か…


『…ん…あと10分…』


赤「起きないとこのまま襲うぞ」


赤井さんの声が耳元でハッキリと
聞こえてハッと目を覚ます


『起きますっ……んむっ』


何が何だか
寝起きで回らない頭を
動かしてこの状況を理解する


目の前には赤井さんの顔…


私は赤井さんに口付けられていた


お腹辺りに
何か暖かな感触が…


唇が離れて声を出す


『…ちょ、赤井さん
朝から何やってくれてんですか!』


と、服の裾をまくって
お腹に侵入してきた赤井さんの
手を両手で掴んだ


赤「もう昼だ」


『……え?』


その時部屋の扉がガチャっと開く


コ「赤井さん、
葵さん起きた?」


コナンくんが部屋に入ってきた


赤「あぁ、今…」


待って、今のこの状況は
流石に見られてはいけない


私はすかさず
赤井さんの顔に枕をボフッと当てて
シャキッと上体を起こした


『今、起きましたぁ!』


コ「…葵さんって
寝起き悪いんだね…」


赤井さんに枕を取り上げられる


赤「いつもはこんな感じじゃ
ないんだがな…」


そう言いながら頭に
キスをしてくる赤井さん


『ちょ、何するんですかっ』


赤「おはようのキスだ
いつもやっているだろう」


『やってませんっ!』


コナンくんの目の前で
なんて事してくれてるんだ


コナンくんを見ると
相変わらずジト目で見てくる


コ「リビングで待ってるから
早く用意して来てね」


そう言いながらコナンくんは
扉の向こうへ行ってしまった




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