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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第20章 幼児化




もし、元の姿に
戻れなくなったら…
その時は…


『私は哀ちゃんを信じてる
必ず解毒剤を完成してくれるって』



哀「必ず解毒剤を完成させるわ」


そう言って
哀ちゃんはAPTX4869の改良型を
私の手に渡して来た


コ「おいっ!」


『大丈夫だから
きっと成功するから』


コナンくんの制止も聞かずに
口の中に薬を放り込み
それを飲み込んだ


ドクンッ…!



体が熱くなって
骨が溶けるような感覚



『…うっ…ぁあああっ!』



気を失うかと思うほどの
痛さと苦しさ


胸を抑えてそれに耐える



『…くっ……はぁ…はぁ…』


気を失わずに耐えた


コ「葵さんっ!大丈夫!?」


『…なんとか…
最悪のケースは免れたみたい…』


自分の手を見ると
本当に小さくなっていて驚いた


哀「後は数時間後
元の姿に戻れるかどうか…」


心配そうな眼差しを
向けてくる哀ちゃん


『そんな顔しないで
きっと大丈夫だよ』


小さくなった体で
哀ちゃんを抱き寄せた


とりあえず着ている服を
何とかしないと…


哀「私の服貸してあげるわ」


『ありがとう』


哀ちゃんの寝室に行って
適当に服を借りる


着ていた服は
紙袋に入れた


その時チャイムが鳴る


リビングに戻り
玄関の方を見ると
沖矢さんが立っていた


沖「おや、葵さんの姿が
見当たりませんが…」


『沖矢さん、私です…』


タタタタっと駆け寄って
沖矢さんの前に立つと
沖矢さんはしゃがんで
私の目線に合わせてくれた


沖「これは…一体?」


『博士の実験に付き合っていたんです
私がやるって言ったんで
博士の事は責めないで下さいっ
数時間後には元の姿に
戻るみたいなので
心配しなくても大丈夫ですよっ!』


沖「ホォー…詳しい話は
家に帰ってからにしましょうか」


ニッコリと笑顔を向けられたけど
目が笑っていなかった


絶対怒ってる


沖矢さんに抱き上げられて
阿笠邸を後にして
工藤邸に戻る


沖矢さんはマスクを外した


赤「で、どう言う事だ
一から説明してもらおうか」


赤井さん、完全に
般若の顔をしているよ…




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