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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第20章 幼児化




『赤井さんに雇ってもらったら
意味無いじゃないですか』


赤「俺の夜の世話してくれ」


『ちょっ、何変なこと言ってるんですか!』


赤井さんはぐるっと
ソファーを回って
隣に腰掛けてきた


腕を引っ張られて
赤井さんの胸板にダイブする


『うぁあっ…ちょ、赤井さんっ』


赤「こうしているだけで
俺は十分だからバイトして
俺に返そうなんて思わなくていい」


『赤井さん…いつも
ありがとうございます』


感謝の気持ちを
こうやって口にする事は
大事な事だな…


思ってるだけで
相手に全く伝わってなかったり
勘違いされては困る


これからはもっと
積極的に口にしよう


赤「感謝してくれてるなら
お礼のキスをしてくれ」


『ななな、何、冗談
言ってるんですかいきなり』


赤「冗談じゃない
俺は真剣だ」


赤井さんと視線が絡む
本当に真剣な眼差し


ドキドキと心臓が鳴る


ゆっくりと顔を近づける


『赤井さん…目閉じて下さい…』


赤「目を閉じたら
可愛い葵の顔が見えん」


『むぅ…じゃあキス出来ません』


赤「…仕方ない」


赤井さんはそっと目を閉じた


長い睫毛
整った顔立ち


こんなゆっくり
間近で見る事がなくって
余計に緊張が走った


赤井さんの頬に
手を添えて
そっと唇を近づける


私も目を閉じて
ちゅ…と
触れるだけのキスした


ゆっくり顔を離すと
再び視線が絡み合う


赤「…足りない」


そう言うと
後頭部を大きな手のひらで支えられて
唇を奪われる


びっくりして目を見開くと
唇を奪われながら
赤井さんと目が合う


『…んっ…ぁ…』


ゆっくり舌が侵入して来て
私の口内を堪能する


思わずぎゅっと目を瞑った


歯列をなぞって
唾液を絡ませて
舌を吸われて
上顎を撫でられる


ちゅっと音を鳴らしながら
唇が離さられる


赤「顔真っ赤だぞ」


『誰のせいだと
思ってるんですかっ』


赤「はいはい
これからお礼はキスがいい」


そう言いながら
頭をぽんぽん撫でられた


『…頑張ります…』






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