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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第19章 タバコ※




身体の熱を冷ましながら
ベッドに横たわっていると
沖矢さんは部屋の窓を開けて
タバコに火を付ける


外はとっくに暗くなっていた


月明かりに照らされている
沖矢さんの横顔に見惚れた


沖「おや、貴女も吸いますか?」


『…ひとくち下さい』


そう言ってだるい身体を起こして
窓辺の沖矢さんの側に寄る


沖矢さんの左手の人差し指と中指の
間に挟まれたタバコに
口を近づける


そのまま根元を加えてゆっくり吸い
肺に吸ったもの入れてから
ふーっと白い煙を吐いた


沖「ホォー…葵さんも
タバコは吸えるんですね」


『昔吸ってましたから
今はもうやめましたけど』


だるい身体が
久しぶりに吸ったタバコの所為で
クラクラとヤニクラを起こして
余計に身体が重くなる


ふらふらとベッドに戻り
再び横たわった


沖「何か食べますか?」


そう言えば夜ご飯まだ
食べていなかった


けど、身体がだるすぎて
そんな気力は無い


沖矢さんの腕を引っ張って
ベッドに引き込む


沖「どうしたんです?」


『今日はいいので、
このまま一緒に寝たいです』


沖「随分と甘えたですね」


沖矢さんは身体に腕を回してくれて
私は顔を沖矢さんの胸板に埋めた


『もう、あんな
無茶苦茶はしないで下さいよ』


沖「それは約束出来ません」


即答された


『じゃあ、もういいですっ
沖矢さんなんて知りませんっ!』


そう言いながら
身体を反転させて
沖矢さんに背を向けた


沖矢さんは後ろから
腕を回したまま
胸の先端を摘んできた


『…ひゃっ』


沖「そんな事言っていいんですか?
私はまだまだ体力ありますよ」


『ご、ごめんなさいっ』


観念して再び沖矢さんと向き合う


沖「いい子ですね
このままおやすみ」


頭を優しく撫でられて
一気に眠気に誘われる


そのままを目を閉じて
深い眠りについた



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