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【R18】Morning Glory Fizz【赤井秀一】

第18章 イチゴ





ガヤガヤと家の中が
騒がしくなる


沖矢さんの案内で
私の部屋に子供達が
入ってきた


歩「葵お姉さん、
お見舞いに来たよー」


光「足の怪我大丈夫ですか?」


元「転んで足怪我するとか
どんくせーなっ!」


『あはは…
皆んな来てくれてありがとうね
足はそんなに痛くないから
大丈夫だよっ』


子供達の中では
私は転んで足を捻った事に
なっているのか…


きっとコナンくんが
適当に説明してくれたんだろうな


哀ちゃんがベッドに腰掛けて来て
口を開く


哀「この間、あれから
大丈夫だったの?」


この間とは
突然私が取り乱して
家を飛び出して行った事だろう


『あの時はごめんなさいね、
少し取り乱しちゃった…
もう大丈夫だから』


哀「そう…大丈夫なら良いのよ
江戸川くんも心配してたわよ」


コ「し、心配なんてしてねーよ」


コナンくんは照れ臭そうに
そっぽを向いた


『ふふ…コナンくん、
心配してくれてありがとう
私はもう大丈夫だからねっ』


元「コナン、そんなに
足の怪我心配してたのかー?」


コ「ばっ、ちげーよ!」


照れ屋なコナンくんは
画面の中で見る時よりも
可愛くてつい顔がほころんだ


コンコンっとノックが聞こえて
沖矢さんが入ってくる


沖「皆さん、ケーキを用意しましたので
リビングで食べましょうか」


少「「「やったー!」」」


きゃっきゃ騒ぎながら
皆んながリビングへ移動する


沖「さ、葵さんは
私にしっかり掴まってくださいね」


そのままふわっと姫抱きされて
子供達の前で恥ずかしくなった


『歩けますっ、降ろしてくださいっ』


沖「駄目です、降ろしません」


歩「わぁー、昴お兄さん
王子様みたいーっ」


沖「私が王子様なら
葵さんはお姫様ですね」


さらっと言われて
顔が真っ赤になった


子供達の前で
とてつもなく恥ずかしい


リビングに着き
ソファーの上にゆっくりと
降ろされる





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