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アイシールド21

第3章 金色


蛭魔視点


ケケケッ…アイツらがケルベロスに追いかけられてる間に
俺は作戦でも練ってた方がいいな?
あ?誰か居るな?

ウチの生徒じゃねえな?…ケケケッ…スパイか?
何処の学校か知らねえが…
脅迫ネタがあれば逆に使えるかもな…声かけてみるか…

「迷子か?」

そう言えば相手は少しビクついたが
項垂れたまま顔も見ねえで
淡々とケルベロスに置いていかれた話をしてやがる

だが、アメフト部のグラウンドを探してる時点でスパイ確定だな?ケケケッ


「アメフト部の主将は俺だ…ケケケッ…着いて来やがれ」

そう言うと勢いよく顔を上げたそいつを見て
一瞬時間が止まった感覚になった

長い髪、白い肌、デカい目、柄じゃねえが
女神かと思うほどの女だった

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