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アイシールド21

第12章 好き?きらい?好き



『……(言ってしまった恥ずかしい!穴があったら入りたい)』


「…………」

『あの……』

「つまり…お前は俺が好きって事か?」

『なっ///////違います!そうじゃなくてですね!』

「…違うのか?」

真剣な目を向けてくる妖一さんの目が逸らせなくて

『ただ、ズキズキして』

恥ずかしくて

『モヤモヤとしたアレが///////それで///////』

「…俺がなんでお前を専用マネージャーにしたか分かるか?」

突然だった

『全く分かりません』

「だろうな?自分でもどれだけ違うルートで考えても行き着く答えは1つだったからな?」

『????何でしょうか…????』

「あの時柄にもなく…お前を綺麗だと思ったからだ」

『はい?』

妖一さんが目を逸らさず淡々と言ってきた

「あの日…顔を上げたお前が綺麗で、空から女神が地上に落っこちてきたのかと思った…まあ、スパイだとも思ったが…逃がしたくねえと思ったから専用マネージャーにした」

『えっと……』

「チッ…一目惚れって言ったら笑うか?」


『///////っ』

「大体特定の女が居たとして…わざわざ自分専用マネージャーとか普通付けねえだろバカか…それに、わざわざ、自分と同じ服とか渡さねえだろ…ちょっと考えたら分かるだろ」

そう言った妖一さんはおもむろに私を抱きしめた

「1回しか言わねえ…………好きだ」

『えっと…ドッキリとか』

「あ?」

『本当ですか?』

「こんな嘘言うかよ」

『私もあの日…綺麗な金色だなーって思いました』

「髪かよ」

『姉崎さんとお付き合いしてるのかと』

「あ?なんで糞マネが出てくんだ」

『先日宣戦布告なる言葉を頂いたので』

「ほお…(ニヤリッ)」

『良かったです』

「良かった?ケケケッ…で?返事は…もちろん…YESかハイだろ?」

『もちろんYESですっ///////』

「ケケケッw俺専用マネージャー兼彼女ゲーット」

『あの…恥ずかしいんですが』

「ケケケッ…」

そう言うと更に強く抱きしめられた気がした
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