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【BRM】太陽と鼠【裏】
第2章 光
何時間経ったのか、立てないほどに痛みと苦しさで我に反った。
「うっ、ううっ……」
悔しくて涙すら出ない。
兎に角、ここを出なきゃ。
私はまたおかしくなる。
よろよろと立ち上がり、鞄を持ち直した。
制服だと補導されて戻される。
私服に着替え、制服を鞄にしまう。
季節的におかしいけど、その上から分厚いコートを着て、ふらふらと出る。
もうここには戻らない。
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