• テキストサイズ

【ハイキュー!!】ドアをひらけば

第6章 Chime4





バレーに詳しい訳じゃないからどのタイミングのどのプレーが凄かったなどはちんぷんかんぷんな訳だが、リエーフがスパイクを打つたびに点数が入っている事はちゃんとわかった


「おっいいとこ打ってんじゃん」


隣の夜久さんも少し嬉しそうに呟く
だが次の瞬間、相手チームから放たれたスパイクを受けきれずに落としてしまう


「ふざけんなリエーフ!あんなの拾えるだろ!」


さっきまで嬉しそうにしていたのに一変して怒鳴りだした
それも鬼の形相で

流石夜久さん…怒った夜久さんをリエーフが怖がる理由が理解出来ました…








冷や汗をかきながら目線をコートに戻すと、ふとベンチの方向から視線を感じそちらに目線を移す
そこには驚いたように目が開かれた黒尾さんが
辺りにはわたしと夜久さんしかいないので、一応会釈してみると
笑顔で軽く手を振られた





…基本ニヤニヤしてる人って聞いてたけど、凄い素敵スマイルだったよね、今…なんかコワイ





/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp