第18章 短い命
するとそこには本格的な水鉄砲を構えた上鳴が居た。
上「今度遊ぼうと思って買ってたんだよな!いくつかあるからよ、みんなでやろーぜ!」
顔を見合わせニヤリとした一同は各々気に入った銃を持ち構える。
爆「完膚なきまでに勝ってやる!!!」
轟「俺も負けねぇ。」
上「これでなら勝てる気がする!!」
切「漢らしく勝つ!」
『何を持って勝敗が決まるか分かんないけど楽しむ!!———————GO!』
の合図で放たれた水鉄砲は縦横無尽に飛んで行く。
人に命中する者も居れば、空を切ったり、草木にかかったり。
乾燥していた辺りはあっという間に水浸しだ。
そして徐々にその範囲は拡大していき、いつのまにか周りの人をも巻き込んでいった。
プシュ
麗「ちゃん!!やったなぁー?」プシュ
『わっ!!?お茶子ちゃん手加減知ろう!?』
爆「手加減なんざする訳ねぇだろ!!」
上「そうそう!プシュッ————っっしゃあ!爆豪当たり!」
爆「テメェ!!!!」
八「楽しそうですわ!私も混ぜて下さいませ!」
切「おう!鉄砲足りねぇからよ、作れるか?」
八「任せて下さい!」
飯「僕の眼鏡を濡らしたのは誰だ!!?」
耳「ごめんあたし。」
飯「大体遊びの時間では無いのだぞ!?きちんと雑草をプシュッ————ッ!?今度は誰だ!?」
峰「ハァハァ、濡れている女子、なんてやらしいんだ……。」
蛙「ケロッ。みんな体操服で良かったわ。」
峰「なぁなぁ白い服着てまたやろうぜ!」
蛙「峰田ちゃん。何を考えてるかお見通しよ。それにしても作業を続けなくていいのかしら……。」