• テキストサイズ

君と見る景色【ヒロアカ】【短編】

第1章 恋煩い






帰りのホームルームを終えた私は家に帰りたい気持ちを抑え、職員室に来ていた。




相「それで………ありゃ何だ?」


『あはははー。』


相「笑って誤魔化すな。」




ジロリと睨んだ相澤先生は合理性に欠く、と言った。




『私が先生のこと気になるっていったからだと思います。』


相「あー…………なるほど。それで女子は好奇の目で、男子は嫉妬の目で俺を見てた
って訳か。」


『はい、すみません。』





ん?私謝る必要無いよね?むしろ私も被害者なんだけど。




マ「ちょーーーっと待てよリスナー!!!まさか恋煩いの相手ってあれか!?イレイザーか!?」




待てよはコッチの台詞です、プレゼントマイク。
そもそもの原因は貴方です。
決して煩ってなんてないから。
だから職員室で大きな声でそんなこと言わないで…。




先生達「「「えぇっ!!?」」」




なんか公開告白みたいになってるし。
みんな興味津々だし、オールマイトに限っては娘がぁ……。なんて涙をハンカチで拭いてるよ。
しかもその手にある写真はいつ撮ったの?




ミ「貴女まだ若いでしょ!?こんなのでいいの!?」


相「こんなのとはなんだ。俺だってやるときゃやる。」


マ「おい、イレイザー!!ソイツはどういう意味だ!!」




相澤先生まで考える事を放棄したよ…。
私は騒がしい職員室をこっそり出て扉をそっと閉めた。







/ 90ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp