第6章 歪んだ二人の向かう先
「あっ、あっ、出ちゃってる……エルヴィンからえっちな汁が沢山っ……可愛いよエルヴィンっ……」
そう言いながらもエルヴィンの尻を強くスパンキングする。声を殺してはいるが、口と鼻からは唾液や鼻水が垂れ、糸を引いていた。
「さぁ、どこまで我慢出来るかなあ?ホント……居場所言えばいいだけなのにさ」
「お"……れっ、俺っ……は、知ら……な、い、しっ……、はっ、く、屈し……ないっ……、絶対に!!」
「はっ!!中身もチンポもっ……カタブツとは、っ笑えますね!?ふ、は……っ、まあチンポはデカくてっ……硬い方が好きだけど……っ!?」
エルヴィンの視点が合わなくなっている。身体の震えは止まらず、次第に喘ぐ声が漏れ始めた。
「ほらぁ、イきたいんですよね!?……ね、エルヴィン、私にエルヴィン団長のメスイキアクメ魅せて下さいよぉ……っ」
「ぐっ、お"……っ……はっ……」
射精も無いままビクリと強く揺れ、カハッと乾いた咳のような声を出して、エルヴィンは快楽の闇の中へと身を沈めた。
ユリアは無言でエルヴィンの中から腰を引き、玩具を抜き取る。
まだ整わぬ息のエルヴィンから貞操帯を外し、モノを口に含んだ。そして精液を吸い、手で亀頭を中心に扱いていく。
扱きながら、また唸るエルヴィンに耳打ちした。
「今やっているのは個人的なものです、だから尋問なんかは気にしないでくださいね」
またブルブルと震え始めるエルヴィン。腰を逃がすように引く。
「……やめたいんですか?」
ユリアは続けた。
「ほら、もう分かるでしょう」
「お……ぁ、出……る、」
「ほら、キスしなさい。エルヴィン」
ぐったりとしながら、エルヴィンは差し出されたつま先を見る。
エルヴィンはモノに再び熱が集まっていくのがわかる。それは放尿時に感じる様なもの。
エルヴィンは横たわりながら身体を丸め、ユリアのブーツのつま先にキスをした。そして唇で食みながら舐めたり吸ったりする。
「可愛い……」
エルヴィンはその言葉を最後に、ブーツに歯を立てつつモノから無色透明の体液を噴射させた。
体液はユリアの顔や服を汚したが、ユリアは満足そうに再びモノを舐めて、エルヴィンとキスをした。