第6章 歪んだ二人の向かう先
「まだまだこれからですよ?排泄は生きていく限り、仕方の無いことなんですから……そんな顔しないで」
「……本当に低劣な事だ、君みたいな女性ならもっと違う生き方が出来るだろうに」
「……は?アンタ立場分かってんすか?説教タレる立場じゃねぇんだよ。さっさと部下の居場所吐きな」
でなきゃまた憧れの団長にひどい事しなきゃいけなくなっちゃう、と言いながらカートに手を伸ばして小型の機械を手にして笑う。コレは電気を発生させる機械だ。
「コレ、ゆっくり使いたいのですが、ごめんなさい……今日はちょっと急ぎみたいだから」
道具だって他にも沢山準備したのに、と残念そうにユリアは言って、勝手に出てくる尿を気にもとめずにモノに貞操帯のような器具を取り付けてボルトを締めた。
「じゃあいきますね」
エルヴィンのモノに電流を流す。
「お"……あ"!!??ぐ……お……っ!!!?」
睨んで身体をユリアに寄せて起き上がろうとするエルヴィンをユリアは蹴飛ばす。何度も何度も。
電流で身体を揺らすエルヴィン。ユリアは尿管から管を取り除いてモノにまた電流を流した。
「が……あぁあ"ぁ"!!!」
手足枷がガチャガチャと激しい音を立てる。
「きゃははははっ!!!!痛いんですか!!?可愛い、本当にどうしよう!!」
電流をMAXにして様子を見れば、エルヴィンは突然身体を激しく揺らして、モノも不完全なままに精液を噴出させた。
「えっ……団長……?イッちゃったの……?」
その情けないエルヴィンの姿に、ユリアの元々無いような容赦の糸は完全に無くなった。
「んは……最っっ高……」
ユリアがエルヴィンの先から垂れる精液を舐めとった。エルヴィンのソレはピクリともしない。
「で?言う気になりました?さっさと吐いた方が身の為です」
「……知らないな……」