第5章 ごめんなさい。
「こっちも忘れないでくれ」
エルヴィンの事に集中するユリアに、ミケは言いながら作業着のチャックを下げた。
次にミケが下着を下げると重量感のあるモノがユリアの目の前に姿を現した。
「っ……すご……」
「奥さんのせいですよ」
ピタリと口元に当てられたソレを、ユリアは息を荒くしながら口を開けて舌で口内へと迎え入れた。
「っは……!?」
迷いなく誘われたモノに与えられる、人妻からの刺激に顔を赤らめ、ミケはユリアの髪を掴んで快感に悶える。
下ではエルヴィンが下着をずらして新たな刺激を与えていたが、ミケのはち切れんばかりのモノを愛おしそうに舐めしゃぶるユリアを見たエルヴィンはしばらく愛撫をした後に作業着のチャックを下ろした。
エルヴィンの行動に釘付けになりながらユリアはミケへの刺激を続けた。
「私もそろそろ頂きますよ」
エルヴィンがユリアを見下ろす。
エルヴィンのモノのサイズはよく見えなかったが……
そう考えていると、モノの先端が先程から物欲しげにヒクヒクとしている厭らしい穴にあてがわれた。
ビクリとした。先端だけだが、デカい。
ユリアとエルヴィンは、互いから視線を逸らさぬまま。エルヴィンは腰を進めてユリアの中へ身を埋めていく。
開いてパンパンに腫れた亀頭がゴリゴリと内壁を擦り上げ、あっという間に最深部へと到達した。
モノのサイズに、挿入しただけで声もなく震える。今まで体験した事の無い異物感と、コレを出し入れされたら自分はどうなってしまうんだろうという期待に身体は蝕まれていく。
そのユリアの頭には、とっくに夫の姿は無かった。
「……止まってるぞ」
ミケに頬を軽く叩かれ、意識を戻された。