第3章 性的好奇心
それから正常位で体重をかけつつ腰だけをゆるゆると動かすエルヴィンの行為に、ユリアは蕩けた顔で快感に悶えていた。
耳元でエルヴィンが何やら囁くが聞こえない。
「あ"、気持ち、いっ……えるびんっ、の、おっき……」
「そんな可愛いことを言われたら我慢出来なくなるな……」
ユリアはゆったりとした動きに酔いしれていたが、徐々に激しく揺さぶられ始め、今までは抑えていた肉欲を含んだ声を上げる。
「は、ユリア、みんなに聞こえてしまうよ」
「や"、だ……あ、やだ、あ、あ"、いく、エル……び、イくう……っ」
ブルブルと首を振るとエルヴィンが止まる。
「や、も……イキた……」
「駄目だ、たまには我慢しろ」
エルヴィンが再び腰を引き、強く打ち付けると、ユリアは声も上げられずに腰を浮かせた。
「も、すぐイッちゃ、う、助けて……お願いぃ……」
「イキたいか?」
エルヴィンの問いに首を強く振る。
「またおねだりして?」
エルヴィンがモノを中でゆっくり摩擦しながら、囁いた。
「イかせて……ください"……お願い、します」
もう力が入らない。声も出ない。ただ、延々と巻き起こる快感の渦に膣と子宮は絶えず痙攣する。ユリアの言葉を聞いたエルヴィンのモノがユリアの中で愛おしく跳ね、うっとりとしている彼はそっと口付けてきた。