第3章 性的好奇心
足に縋り付くユリアの顔を掴んで上げさせ、またスイッチを入れると、苦痛に似た表情をさせたユリアは再び、「あ"~~~っ」とまともな声も出せずに快感に酔いしれ始める。
エルヴィンは玩具のスイッチを切り、ユリアの目を見た。
「で、ユリアはどうしたい?」
「う"……イ"キ"た"い……」
「おもちゃでいいのか?」
「やだあ……」
「じゃあどうしたいのか自分で言いなさい」
エルヴィンがニヤケている。
ゾクゾクッとして身体が震えた。
「前に教えただろう」
エルヴィンが前に教えてきた言葉にエルヴィンが好きそうな言葉を混ぜ、それを喉の奥から捻り出すように発する。
「あ……え、る……エルヴィンの……ぺ……ニス……を、エルヴィンの、ペニス、を、私に挿れて、下さい」
「俺はそんな厭らしい言葉を教えたか?“私に挿れて下さい”程度だったはずだが」
そう言いつつ、ユリアの中にある玩具を取り出し、間髪入れずに身を沈めた。
「んあぁぁぁあっっ」
「あ……はは、ぐしょぐしょだな……厭らしいよ、あんな言葉まで言って……淫乱だよ、君は……」
「あ"、お"ぐ、奥っ……行き過ぎ、や"っ……」
いつも行かないような奥深くにずっしりとした塊が行き着く。シーツを手繰り寄せしがみつくと、エルヴィンがユリアの腰を持ち上げて更にゆっくりとした前後運動で膣内の感覚を味わう。