第22章 【合同夢】Kids under Edge

けれど不意に、エルヴィンは私の首に顔を埋めて腰を揺すり始めた。

「汚いよ……お前は本当に……」

そのとき私は、表情は見えないが、エルヴィンの落ち着いた声色が次第に気色立っていくのを感じた。
今度は穿つように腰を振った。体の芯に快感が貫き、意図に反して卑猥な声が漏れる。
エルヴィンは体を起こして私を見下ろした。
濡れた青い瞳と視線がぶつかって、私ははっとした。
彼はさっきとは違って笑っていなくて、太い眉が歪められていたのだ。悲しみや怒りが滲んだ表情で私を一瞥し、ため息を吐いて瞼を閉じた。
一瞬の静けさが私達を包む。

「エルヴィン……？」

「どうしたの」と言う間もなく、腰を激しく打ち付けられた。強く、速く、なぶるような律動が静寂を切り裂いた。
エルヴィンは激しい律動を続けながら、前のめりだった体をやや仰向けに倒す。子宮口を突いていたペニスが、今度は膀胱を圧迫し始めたのだ。

「やっあっあああっ……！やめて……！」

ダメ、それを続けられると、ホントに……

エルヴィンは勢いよくペニスを抜いた。その弾みで陰毛に覆われていない子供のような股間から、放射線を描いて透明の液が噴き出てしまった。

「うぅ……」

私の情けない姿を、エルヴィンは笑うことなく冷たい目で見下ろす。

「汚いな……どうしてくれるんだ」

休む間も泣く間もなく、ペニスがねじ込まれた。激しさも、速さも、乱暴さも、さっきより一層強い律動が容赦なく私に襲いかかる。
胸が円を描くように激しく揺れる。エルヴィンはそれを捻り潰すように強く握った。
お前のここは汚れてしまったんだ、本当に汚いよ──そう罵る冷たい声が、遠退く意識の中に潜り込む。

数えるのも諦めるほどの絶頂を与えられた後、エルヴィンは私の中に欲を吐き出した。
ぐっと奥まで沈めて脈打つ感覚が無くなると、私を突き放すようにペニスを抜いた。