第21章 器の守護者
俺のチンコもバカみたいに勃起が治まらない。
別に自分の女でもないが、常に一緒だった幼馴染が、死んだと言われた幼馴染が……
まるで天にいるような存在の人間で、でも、よく知る顔の、兵団トップの男とこんな。
「……エルヴィンだんちょ、……欲、ぃあっ……」
「ん?私がなんて言って教えたか忘れたのか?お前はそれが分からない程、馬鹿じゃないはずだが」
エルヴィン団長がユリアの乳首を噛んだ。ユリアから犬みたいな声が上がる。
「ん……、ぐちょぐちょになった私の……メスマンコ、を、エルヴィン団長の、ガチガチの凶悪チンポで、ずぷずぷして、交尾して、ください」
……なに、言ってんだ?全然理解できないがエルヴィン団長は「ははは」と笑って、満足そうに「可愛いよ、リヴァイより従順なんじゃないか?」と笑っている。
ユリアは羞恥心に全身を赤らめている。聞いていたこっちまで恥ずかしいくらいに頭が悪い言葉をユリアに言わせ、恥辱したエルヴィン団長は、ユリアの股にチンコを擦り付けた。
「お望み通り、交尾してやる」
「は、いっ……ありがとう、ござい、ま……あぁ、ああぁ!!」
嫌だ、嫌だ……もう、嫌だ。
エルヴィン団長が腰を中に入れていき、ユリアとねっちょりとしたキスをしながら腰を動かす様子に合わせ、チンコをまた擦る。もう、床が精液で汚れ、隠すことは難しいだろう。だが団長がいけないんだ、施錠していない、団長が。
床からまた二人に目を戻す。
「っ……!?」
エルヴィン団長がこちらを見ながら、ユリアに腰を打ち込んでいる。
明るいあちらからは多分、俺の事は見えてしまっているだろう。
エルヴィン団長は止まることなく、目を逸らした。気のせいだと思ったのか……?
心臓が止まるかと思った。そして今は、その心臓が口から出そうな程にドキドキしている。
俺はこれを見たら、逃げることを決意した。
もう吐き気はしない。気がする。今だけは。