第21章 器の守護者
「きゃうっ、あ"!!すご、いっ、エルヴィン団長、すごいよぉ!!」
「可愛いよ。そんなに善がられたら年甲斐もなく張り切ってしまうな」
「ん"ん"!!あ、ちん、ぽっ、しゅきいっ」
「なんだ、俺じゃなくチンポが好きなのか?困ったな……チンポに嫉妬してしまいそうだ……っ」
「えるびんだんちょ、がすきなのぉ!!」
「……はは、分かってるよ」
二人は噛み付くみたいにキスしている。
それを見た後、俺は忙しく動いている手を止めてしまう。
キスをしながら、ちらりとこちらを見たエルヴィン団長は、自身の目を指差し、次に、俺の方を指差した。
“しっかり、見てろ”ってことか?
うぜえ、やっぱり気が付いてたのかよ!?
なんなんだよ、あいつ……!!
調子乗りやがって……!!
「……ユリア、俺を愛しているか」
「はい、っ、もちろん、ん"!!ぅあ、イッちゃう……っ、」
「まだイくな、俺が良いと言うまで」
「や、む、り……ダメ、止まってくださ、だめ、あ、出ちゃ、う……っ!!」
ユリアが言うと、エルヴィン団長が腰を直ぐに引き抜く。ジャッ、と、ベッドに何かが噴射された。二人は気にせずまたキスして、エルヴィン団長は再び挿入して腰を打ち始める。
しばらく、ユリアの身体をあますことなく舐め上げながらエルヴィン団長はユリアを揺さぶる。
いつまでやってんだよ、ユリアも苦しそうだろ……!