第16章 君が知らないこと
「嬉しくない、よ」
「ふふ、素直じゃないな」
エルヴィンが布団に寝かせてきた。
普段より更に大きく感じる体。エルヴィンの頭を抱き締めた。
エルヴィンは構わずにユリアが着ているふわふわなパジャマのパーカーの中に手を入れてきて、下着を付けていない胸に触れた。
大きいとは言えない、未発達な乳房。指先がくるくると円を描いて、乳首に触れた。
「まだ感じないかな」
「分かんない」
「これから良くなっていくさ。大人になるし、今のうちから慣れておこうな」
「うん」
エルヴィンがユリアのパジャマを上げると胸が完全に露出し、エルヴィンが一瞬動かなくなった。
「……おじさん?」
「……は、いや。想像以上だった」
「小さいって言わないで」
「いいや、綺麗だよ……どストライク」
良いってこと?と疑問を浮かべるが、エルヴィンが乳首を口に含んでゆったりと舐め始めてそちらに集中した。
大きな口が乳房の半分位を覆って、乳首に向かって動いた。ちゅぴっ、と音が耳に響く。
「若い内は皮膚も敏感だし、乳首がすぐ擦りむけるからな。あまり虐めないでおこう」
「ン……」
乳房を横から寄せて揉むエルヴィンはユリアにキスをした。