第14章 【合同夢】宅飲み

「ね、エルヴィン……セックス、しよ」

この目は、落ちた。
私はエルヴィンの顔を上げさせてキスをした。
我慢汁を指に絡め、エルヴィンの"穴"の周りをゆっくり撫でるとヒクヒクと動いていた。

「ねえ、動いてるよ、ココ…欲しがってるじゃない」
「よせ…」
「も〜素直じゃないなあ」

エルヴィンの通った鼻筋にちゅっと音を立ててキスをする。至近距離で見つめるその蒼い瞳は戸惑いと少しの怯え、そしてそれ以上の期待を孕んでいるように感じた。
目は口ほどに物を言うというけれど、いつまでも素直にならないエルヴィンに私の中の加虐心がムクムクと首をもたげていく。
焦らすよりも早くぶち込んで、思う存分エルヴィンを鳴かせたい。

「この前教えたでしょ？私の指の動きに合わせてちょっと息むように力を入れるの」
「む、りだ…！」
「大丈夫だから」

ぶち込むって言っても痛い思いはさせたくない。怪我をする危険もあるし、しっかり解して気持ちよく鳴かせなくてはダメだ。

「ゆっくりするから…ほら、先っぽだけだけどもう2本入ってるよ…」
「ぅ、あ…っ」

やや抵抗はあるけれど力を入れれば苦もなく中に飲み込まれていく私の指を、エルヴィンは信じられないと言わんばかりに凝視する。この前だってシたのにまだそんなに受け入れられないものなのかな。あんなに乱れていたのに。

「ココだよね、エルヴィンのいい所」
「あ、ぁあ"…！」

指を第3関節辺りまで沈めてエルヴィンのお腹側の腸壁を探ると、コリコリとした感触が指先に伝わってくる。そこを擦り付けるように指で刺激してあげると、面白いほどに中が脈打ち、エルヴィンも声を上げた。