第14章 【合同夢】宅飲み
あっという間に口に入りきらない大きさになってしまったため、1度体勢を整えるために顔を上げるとエルヴィンは余裕の表情で私を見下ろしていた。その顔を歪ませてやりたくて私は再度大きなモノを口に含んだ。
口に入りきらない部分は手で覆ってエルヴィンのモノを全部包み込むようにする。規格外に大きくてこれだけでもかなり顎に負担がかかるが頑張るしかない。
歯を立てないように注意しながら吸いつくように頬を使い、手はそれよりも強めに力を入れて全体を締め付ける。そのまま上下に動かすとクポクポと音が鳴った。
上目遣いでエルヴィンの様子を伺うと、楽しそうな表情でこちらを見ている。
咥えながら亀頭の部分を舌でチロチロと舐めると、エルヴィンが「うっ」と小さく声を漏らすのが聞こえた。楽しい。もっと激しくしたらエルヴィンはどんな声を出してくれるかな…。舌を使って裏筋を舐めると、エルヴィンのモノがピクリと震えてまた更に大きくなる。
ゆっくりとした動きをどんどん早くしていくと、私の唾液とエルヴィンの先走りでジュポジュポと卑猥な音が響き始めた。
「ん、んっ」
「お、い……っ、待ってくれ……ユリア」
待てと言うので口を離せば、ちゅぽ、と亀頭から音が出た。もう一度先走りを軽く吸った。「ん、」とエルヴィンがまた小さな声を出す。だけど手は止めずに達さない程度に扱いて会話をする。
「なあに」
「っ悪い癖だぞ……」
「何が?」
やばい。スイッチが入っちゃった。……私の。
私たちのセックスは、特に私は、だけど。どうしてもエルヴィンが可愛く見えてしまう。普段は三歩下がって、とまでは言わないけど、彼を立てるようにしている。だからといって別に酒が入ったら罵倒したりする訳じゃない。
……ただ好奇心があっただけ。そう、最初はね。