第13章 【合同夢】冬の夫婦の一日
「はは……可愛い」
エルヴィンが呟いて離れた。すると一度止まって、臀部を手のひら全体でゆっくりと撫でた。膣がキュッと反応したが、最大に詰まった膣は差ほど動かない。両手で掴んで拡げ、結合部分を見ているようで、私が手で「やだ」と言って遮るも呆気なく退かされた。いや、正直余り隠す気はなかったというのが正しい。もっとたくさん見て欲しい、恥ずかしいところも全部。
「凄いな、こんなに咥えこんで……初めてセックスした時はなかなか挿入らなくて泣いていたよな」
エルヴィンの早く挿れたいよってな、エルヴィンはそう言いながら親指で結合部分を撫でた。
「今じゃ俺のサイズピッタリだ」
尻を拡げたまま、エルヴィンが腰を動かした。出入りする様は彼に丸見えだろう。余裕のない息遣いと時たま聞こえる短い声で彼が快感を得ている事を感じる。
「あ、だ、めぇ……っ、えっちなこと言ったら……イっ……」
「“ えっちなこと言ったら良い”?」
掴んでいた臀部から手が離れ、再び背中にエルヴィンがのしかかった。
「違……あ」
重みと快感で上手く話せない。ああ、凄く気持ちいい。
「本当にいやらしい子になってしまったな?誰かに教わってるんじゃないだろうな?ん?なあ、」
低い声で優しく、だが少し捲し立てるように。エルヴィンの律動が速く深くなる。エルヴィンの片腕が肩全体に置かれて押し潰される。
「なんとか言ったらどうだ?黙っているのは肯定しているのと同じだぞ」
「お、教え、て…んっ、もらって、たら?」
「なに?」
ピタリと律動が止まる。
「教えてもらってたら、どうする?」
もっと酷くされたらどうなるのだろうという好奇心から、嘘をついてみた。
いたずらっぽい視線をエルヴィンに向けると、ああ、と私の意図に気づいたエルヴィンの口元が持ち上がった。そのまま屈んで私の耳元に唇をあてる。
「いけない子だな」