第11章 契約者
壁の上にユリアを寝かせ、首筋を吸う。甘ったるい香りで頭がグラグラする位に興奮する。ユリアの足に既にはち切れそうなモノを腰が勝手に擦り付ける。
「本当に……私に弱いのね、あなたは」
荒い息をしながらユリアの言葉を無視して兵服の下に着るワイシャツを裂いた。現れた胸に掴みかかり、揉みしだく。乳房に噛み付くと、ユリアは嬉しそうに喘いで頭を撫でる。
「赤ちゃんみたいにおっぱい吸って?エルヴィン」
そう言われ、エルヴィンは乳首を口に含んだ。
ちゅぱ、ちゅぱ、と時たま吸っては離す。歯で乳首を挟み、引っ張ると歯から乳首が滑り抜けて乳房がふるる、と揺れた。それをまた掴み、乳輪ごと乳首を噛む。
ユリアは魅力的だ、と思う。今まで抱いた女の中で一番。……女と分類するならば、だが。
「もう挿れたくて仕方ないんでしょ」
「ああ」
「私が欲しい?」
「欲しい」
「死んだ部下達が見ているのに?」
「構わない、早くお前が欲しい」
会話しながらエルヴィンはベルトを外してモノを出した。そしてユリアの立体機動の腰のベルトを外し、太ももや胸元のベルトは先程のユリアのナイフで切った。ズボンを下ろすと直ぐに陰部が現れた。
ユリアはいつも下着を付けていない。悪魔は共通だとユリアは言っていた。ユリアが兵士をしていた時も、今と同じように履いていたズボンを少しずらせば直ぐに挿入出来ていたことを思い出す。
「あぁ……エルヴィン、早く……私もエルヴィンが欲しい……」
ユリアもエルヴィンがモノを擦り付ける動きに腰が動いてしまう。使い魔程度に催淫できる技はない。ユリアがエルヴィンに惚れている、ただそれだけがそうさせている。
「キて……挿れて……」
陰部を拡げ、膣口を曝け出すユリアのその場所に先端を付ければすぐ様最深部に届ける様に強く腰を打ち付けた。
「ん"っっあ"っ!!!」
腰を浮かせて悦ぶユリアを腰を掴み、膝立ちになり、まるで自慰の道具かのように乱暴に腰を振る。