第9章 夫婦の在り方
「ユリア……なかなか悪くねぇ仕上がりじゃねぇか」
「はっ、あっ……あぁっ……!!りば……いっさま……っ気持ちいっ……気持ちいいですっ!!」
「だろうな……!」
ばちゅ、ばちゅ、と肌のぶつかる音と粘着質な水音、エルヴィンの呟くような制止の声、ユリアとリヴァイの息遣いが混じり合う混沌とした部屋。
ユリアの絶頂を知らせる声でリヴァイは動きを止めた。
「ユリア、この顔を奴に見せてやれ」
「ふ……あ、い」
ユリアは尻を叩かれ、そこからパシッと乾いた音が鳴る。ユリアは後背位の体勢になり、リヴァイに尻を突き出した。
「本当に犬だな……。おい、見ろエルヴィン。お前のオンナが他の男にケツを振って媚びる姿をな」
「……悪趣味な奴め……」
「ハッ。お前もだろうが」
エルヴィンを見るリヴァイ。エルヴィンもその視線が目ではなく下半身にいっているのに気が付いている。自分もリヴァイが言う通り、悪趣味な奴の仲間……だ。
リヴァイがユリアの臀部を掴み、陰部を晒け出させた。そして、達し損ねて切なく震える場所に自身を埋め込んだ。
エルヴィンの目の前に、ユリア。
リヴァイが入ったことで表情が歪む。
「ひゃ……あぁぁ……見な……っ、見ないで……」
エルヴィンに言うが、リヴァイが笑う。
「見ないで、か?こんな締め付けて喜んでいる癖によく言う」
「やだ、やっ……」
そんなユリアをエルヴィンは涙をそのままに見る。
こんなに屈辱的で、惨めで、苦しくて……、なのに。
「ユリア……っ、愛してる」
「っあ、あ"ぁっ!!」
「今更旦那で感じてんじゃねぇ」
バシッと尻を叩くリヴァイ。
膣内をリヴァイのモノが擦り上げ、今まで探ってきたユリアの一番良い場所を刺激する。
「誰のチンコが好きなんだ、言え。ユリア」
ユリアは勝手に中がリヴァイを締め付けるのが自分で分かった。エルヴィンがリヴァイを睨んでいる。