第8章 痴漢、ダメ、絶対。
家庭訪問から何時間経っただろうか。
日付はかわり、日は昇って朝になっていた。
キッチンの証明だけが付けられ、リビングの証明は落とされている。食卓には空になった食器と、開封済みのコンドームの袋が複数置かれたまま。
そんな異様な雰囲気のリビングに響くのは、控えめで可愛らしい吸い付く音。時々小さな話し声が聞こえ、クスクスと笑ったかとおもえば、またパチュパチュと独特な音が聞こえ始める。
キッチンに背を向けるように置かれたソファーの下で、蠢くものがあった。
「ユリア、ユリア……寝てるだろう」
バチッと腰が強く打ち付けられる。
「あ"……ぁう……寝てないよ……」
「本当にお前は朝が弱いな」
「弱くないもん……ね、エルヴィン、待って、トイレ……」
まだ眠気の醒めないユリアの呟きに、エルヴィンは腰を抜いて指を膣に入れ、腹部に手を添えた。
「出して」
そう言って膣の中と下腹部の膀胱の辺りを同時に押す。
「え、やだあ……あっ……待って……今したら出ちゃう」
「汚さないようにするから」
「は?え、なっ待っ……出……っ」
ユリアの陰部に口を付けるエルヴィンの頭を押すが全く離れない。間に合わずジワッ……と尿道から尿が出る感覚がして、そのままエルヴィンの口内に排尿してしまう。
「は……最悪……っ、えるび……変態……!」
涙目でエルヴィンの頭を力無く叩くと、ゴクゴクと音を立てて尿を飲み切ったエルヴィンが舌舐めずりして起き上がり、またモノをユリアの中へ埋めた。
「まだ出したばかりで……膀胱が腫れてる……、亀頭が引っ掛かる、ほら」
「あっ、はっあ!!」
律動的に身体を揺られる。膀胱がエルヴィンのモノに刺激されてまた尿意が襲う。引き抜くと体液が出た。
「ユリア、これが潮吹きだ。この感覚、覚えておくように」
エルヴィンは腰を引いては押し込むことを続けたまま、授業の時によく使うセリフをユリアに言ってきた。