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ヒプマイに溺れる【短編集】

第5章 我慢なんてできません【山田二郎】


二郎side

「は?」
(私がプレゼント♡的な?は?可愛すぎじゃね?
破壊力やべ~、、)

固まっている俺の顔の前で手を振り小首を傾げる

「ねぇ~聞いてるの?」

「...あぁ、うん。寒いし早く寝ようか」

ぐいっと腕を引っ張り抱きしめようとすると石波の瞳から数滴零れ落ちた

「え...?」

泣いたのを見たのは初めてだった
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