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ヒプマイに溺れる【短編集】
第5章 我慢なんてできません【山田二郎】
「今日はなんの日ですか!」
夜11時過ぎ疲れた体を癒すべくベッドに入った二郎の上に馬乗りになり質問を投げかける
「は?バレンタイン??」
「正解!!」
パチバチとしばらく拍手をする
「それと?」
「付き合って1年2ヶ月の記念日」
「正解!!」
もう一度さっきより長く拍手をする
「てなわけで...!あいどーど!」
パーカーのチャックを下げ首にゆるーく結んだリボンが見えるようにすると両手を広げあげるのポーズをとる
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