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【ヒプマイ】管 轄 世 界【R18】

第9章 何 か が 違 う





女「っ、やっぱりアンタ!左馬刻に手出てたのね………!!!」


『ち、違います…!!!私は別に左馬刻さんの女じゃっ…んぐっ』


理鶯さんから離れ、左馬刻さんの言葉に勘違いをして再び私に向かって怒り沸騰してきた女に誤解なんだと言おうとした瞬間左馬刻さんに腕を引っ張られバックハグをされた状態で手で口を塞がれた。


左馬刻「人の女に手を出す奴は許さねぇ。さっさと散れ…今後一切俺に関わんな。それとコイツにも手を出すな」


女「っ、左馬刻とこの女が付き合ってる証拠なんてないじゃない…!本当に付き合ってるなら証拠見せなさいよ!」


いや、付き合ってる証拠って何!?
仮に付き合ってたとしても証拠出せるカップルっているの…え?
口を塞がれて喋れない私はそんなことを考える。

すると左馬刻さんはニヤッと笑い私をドサッとソファーに押し倒した。


『……………へ?さ、左馬刻さん…???』


左馬刻「俺の女ってゆう証拠を見せりゃ満足すんだな?」


女「え、えぇ……本当なら、もう私は左馬刻に近付かないしこの女にも手は出さないわ」


左馬刻「ハッ……よく目に焼き付けとけ」


そう言うと左馬刻さんは私の上に跨っては、私の顎をクイッと持ち上げたかと思えば私の首元の服を乱して肌を顕にすればそっと口付けをしてきた。


『っ…ちょ、さ、左馬刻さん…!』


左馬刻「黙ってろ……んッ」


首筋に舌を這わせちゅっと肌に吸い付き赤い花を咲かせる。
吸い付かれ甘噛みされチクリと走る痛みに顔を歪ませる。


女「っ、もういい…!左馬刻のバカ……!!!」


その様子を見てた女は、見ていられなかったのか泣きながら事務所を出ていってしまった。

女が出ていったのを確認すれば左馬刻さんはそっと私から離れた。


な、なんだったの…一体……
慣れないことにヘロヘロになってしまった私は暫くソファーから起き上がれなかったのだった。


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