第8章 寿 命 縮 ま る
『とゆうか…私お店から左馬刻さんに連れてこられたのに…面倒見てくれるのは入間さんなんですね』
銃兎「しかたねぇだろ。左馬刻のヤツ責任持たねぇんだから。かと言って、お前をその辺に放って行けねぇしな」
溜息をつきながらコーヒーを口にする入間さん
本当は優しい人なんだなぁ…なんて思いながら顔を見てればすごく嫌そうな顔をされる
銃兎「何見てんだ」
『いや…入間さんって口は悪いけど案外優しいですね』
銃兎「一言余計だっつの」
『いだっ』
そう言って私のデコにデコピンをかましてくる入間さん
本当のこと言っただけなのに…!!!
まぁそうゆう所も入間さんらしいけど…
銃兎「…お前、今日店に行って辞めてこい」
『え?今日ですか?でも…今辞めたら働き口ないし…』
銃兎「俺に永久就職するか?」
…………え?この人今なんて言った?
俺に永久就職しろって?え?どうゆうこと!?
混乱しすぎてどうしよう…!
『えっ…えっと…え?』
銃兎「俺ならお前一人くらい養っていける。それなら無理に働かなくてもいいだろ」
『ちょ、ま、まま待ってください!!なんでそんなっ…入間さんと結婚とか…いきなりそんな…!』
銃兎「ふっ、はは、冗談だっつの。俺にも選ぶ権利がある。けど、養っていけるっていうのは本当だ。少しの間くらいなら面倒見てやる」
『……でも、そんな迷惑かけるわけには…』
美味しい話だけど…そこまで迷惑かけるわけにはいかないよね