第8章 寿 命 縮 ま る
わ、私が自分で脱いだ…?
嘘でしょ…お酒の力って怖い…
今までそんなに酔ったこととかなかったから分からなかったけど…私って脱ぎ魔だったの…?
しかも男の人の前で…私のアホ!!!
『えっと…あ、ありがとうございました…』
銃兎「分かればよろしい。体調は大丈夫ですか?」
『少し頭が痛いくらいで他は大丈夫です』
銃兎「何もなかったので先程サンドイッチを買ってきたので食べれるようならどうぞ。リビングで待ってます」
そう言い残すと、入間さんは寝室を出てリビングへと出て行ってしまった
それと同時にスっと気が抜けて再びベッドに寝転び天井を見上げた
『……私やっぱり水商売向いてない……』
ポツリと心の声が漏れた
お酒は飲んでもお酒に飲まれるな…なんて言ったものだが、毎日お酒と関わる仕事をするわけだし…毎回誰かに迷惑かけていられないよね…
今回も入間さんに面倒かけちゃったし……
そんなことを考えていればぐぅっとお腹が鳴った
『……とりあえずサンドイッチ食べに行こ』
私はベッドから起き上がれば、コップを手にリビングへと向かった