第8章 寿 命 縮 ま る
銃兎「…何ですか?その目は」
『…いや、別に…』
聞けない…。
何で私は入間さんの服を着てるんですか?
なんて聞けない…!お酒に飲まれ過ぎて危ない過ちを犯してしまったのだろうか…私は……
覚えていない自分を悔やんでいれば、何かを察したように入間さんは口を開いた
銃兎「…何か聞きたいことがあれば何でもどうぞ?」
その言葉に私は意を決して口を開いた
『あの…その……わ、私…入間さんに抱かれたんでしょうか…!!!!!』
銃兎「………………………はい?」
『だ、だって…何か知らない間に入間さんの服に着替えさせられてるし…!これは、その…抱かれたのかなって…!酔った勢いとは言え何も覚えてなくて…!』
その言葉に入間さんは目を真ん丸くしたが、すぐに吹き出した
銃兎「ふっ…はははっ、面白い事を言いますね?私が貴女の様な色気のない女を抱くとでも?」
人を小馬鹿にするように笑う入間さん
そ、そんなに笑うこと!?
しかも色気のない女って…すっごい失礼過ぎる…!
『そ、そんな笑うなんて酷いです…!私の裸見といて!』
銃兎「誤解しているようなので言いますが、私は被害者ですよ?深夜に酔った身体が暑かったのか、勝手に脱ぎ出して…嫌でも見えると言いますか。そのままにしておくのは可哀想だったので服を着せておいたあげたんですよ?逆に感謝してほしいものです」
その言葉に私は顔を青ざめた