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【ヒプマイ】管 轄 世 界【R18】

第5章 新 た な る 職





?「じゃあオネェさんも、教えて欲しいなら誠意を見せてよ」


『せ、誠意?』


?「うん!本当に僕に教えて欲しいって思ってる?」


『そりゃあ…今はキミに頼るしかないし…』


本当は他の人に頼りたかったけど。
地図ないし無理だし…とは言っても自力で行くのも辿り着けるか不安だし…ここはこの子に頼るしかないよね…関わりたくないけど

すると男の子は私の肩に手を置いた


?「オネェさん、チューしよ?」


『……………………は?』


いきなり何を言い出すんだこの子は
おかしいにも程がある…いや、まじで関わらない方がいいかもしれない…私が法に触れてしまう…!


『あの…そうゆうことは同い年の子とやりなさい?お姉さんまだ捕まりたくないから…!』


?「ん?オネェさん何歳?」


『24歳だけど……』


言ったはいいものの…絶対にババアってバカにされるパターンだよねこれ。
絶対この子ババアって言いそう…怖い…早く帰りたい…!

すると、男の子はニコッと笑った


?「なら、チュー出来るね☆」


『………あ、いや、私の話聞いてたかな?同い年の子とやりなさい?って言ったよね?お姉さんをからかったらダメだよ?』


?「だからだよ?」


『………はい?』


待って、ほんと意味がわからない…!
話が噛み合わないしもうどうしたらいいの!?
追いかけて来なければ良かった…くそっ……


?「だーかーら、僕はオネェさんと同じ年!だからチューしてもいいってことだよね?」


『……同い年…?嘘だろ…』


?「嘘じゃないよ?ほんとだよ☆だから僕のほっぺにチューして?そしたら道くらいは教えてあげるよ☆」


可愛い顔でそんなこと言ったらいけません…!
それにこれで成人男性とか世も末
まぁ、口じゃないし…ほっぺくらいならいいか…それで道を教えて貰えるなら…

そう思い、私は男の子に近付いて軽く頬にチュッとキスをした


?「え、本当にしてくれるなんて…オネェさんってば大胆だね♪」


『へ?だってチューしたら道教えてくれるって…!』


?「冗談だよ?チューなんかしなくても、道くらい教えてあげるって☆あははっ」


満足げに笑う相手にイラッとしたものの必死に抑える
我慢我慢…道さえ教えてもらえばもう絶対に二度と会うことはないはず…!!!


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