第4章 未 知 の 世 界
『あの!昨晩は勝手に泊めさせてもらってすみませんでした…!』
ベッドから降りれば寂雷先生に向けて頭を下げた
すると寂雷先生はびっくりしたような表情を浮かべたがすぐに優しい顔に戻った
寂雷「そんなに謝らないで。私こそ、君には迷惑をかけてしまったみたいで…申し訳なかったね」
『あ、いえ…!元はと言えば私のせいですし…』
私が先生にお酒を飲ませなければこんな事にはならなかったし…全部私のせいだ……
ずーんっと落ち込んでいれば、寂雷先生は私の近くに来て優しく頭を撫でてくれる
寂雷「君のせいじゃないよ。逆にこちらが申し訳ないね…昨日のこと覚えてなくて。それに、あまり自分を責めたらいけないよ?」
そう言って優しい笑みを浮かべる寂雷先生
その笑みを見ればすごく安心した
こうゆう人がモテるんだろうな…包容力ハンパないし、優しいし…そうゆうつもりがなくてもキュンとしちゃう…
そんなことを考えながら寂雷先生をついガン見してしまう
寂雷「ん?大丈夫かい?」
『……え、あっ…!だ、大丈夫です…!』
寂雷「それならいいけど…。あ、良ければ一緒に朝食でもどうかな?」
『えっ?でも…そんな……』
寂雷「材料を切らしているから外に食べいくことになるけど…それでも良ければ。もちろん、私がご馳走するよ」
『で、でも…いいんですか…?』
寂雷「もちろん。昨晩迷惑をかけたお礼として、ね?」
寂雷先生もこういってくれてる事だし…断ったら悪いよね?ここは黙ってご馳走してもらおっと…
『えと、じゃあ…お言葉に甘えて…』
寂雷「あぁ。私のオススメの場所を紹介するよ」
そんなこんな、私は寂雷先生と朝食を食べに行くことになった
こんなかっこいい人と朝からご飯が食べれるなんて…幸せ…
そんなことを考えながら、私たちは朝食を食べに出かけた