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【ヒプマイ】管 轄 世 界【R18】

第4章 未 知 の 世 界





『はぁ…酔っぱらいは危険だ……』


横に寝ている寂雷先生を見ながらため息をつく
起き上がれば寝ている寂雷先生に布団をかけた


『とりあえず寝たからいいけど…私どうしよう…もう終電行っちゃったしな……』


新宿に来たのは夕方だったのに…ホストクラブに巻き込まれたせいでこんな時間になっちゃったし…ほんとなんなの、私……災難にも程がある……!

………寂雷先生寝てるし…泊めてもらおうかな…

寝ている寂雷先生をチラッと見て確認をする

こんだけ広いベッドなら端に寝ても大丈夫かな…
そう思えば、寂雷先生と距離を置いてベッドに寝転んだ

疲れていたのか、私はそのまま眠りについた




ー 朝 ー 寂雷side


寂雷「…ん」


カーテンから差し込む光に目を覚ました

昨日は…確か一二三くんの店で…独歩くんの知り合いの女の子を紹介された記憶が……

ゆっくりと上体を起こせば頭に頭痛が走った


寂雷「っ……」


頭を手で押さえれば、ふと隣に寝ている人物が目に入った


寂雷「……………」


……この子は確か…独歩くんの知り合いの……なぜここに…まさか、酔った勢いで何か……ダメだ…昨日の記憶が全くない……

どうしたものか……


そんなことを考えていれば、彼女は目を覚ました


ー 名前side ー


『ん……』


ふと目を覚ませば、ゆっくり目を開けた
すると上体を起こした寂雷先生が目に入った


『はっ……!あ、あのっ…』


起きてる寂雷先生を見れば私は飛び起きた

やばい…勝手に泊めてもらって勝手に隣に寝てるし…これは怒られるに違いない…!
すると寂雷先生は困ったような表情で話しかけてきた


寂雷「…キミは確か名前ちゃんだったね?」


『え?あ、はい…』


寂雷「すまない…昨晩キミと会話をした記憶はあるんだが…その後の記憶が無いんだ…私は…キミに何かしてしまったかな…?」


『あ、いや…その……』


別に何かされたわけではないけど…
まぁ首筋噛まれた気がする…!!
でも言わない方がいいよね?
無駄に心配させるだろうし…

そもそも勝手に泊まったことを謝らなくては…!


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