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【ヒプマイ】管 轄 世 界【R18】

第3章 気 分 転 換





三郎「い、いち兄まで……。でも、いち兄が言うなら…ちょっとくらいは…いいけど…」


ちょっと照れくさそうに目を逸らしてぼそっと呟く三郎くん

それがまた可愛い…
可愛いの暴力ってこうゆうことだよね…うん


『では失礼して、ひとハグ…!』


そう告げ、私はぎゅーっと三郎くんの身体を抱きしめた

はぁ…今すっごい癒し…なにこれ…
三郎くん可愛い…可愛さしかない…

抱きしめたまま三郎くんの可愛さを噛み締めていれば、すぐに身体を押し返された


三郎「な、長すぎ…!もういいだろ…!」


『えー、まだそんなに時間経ってないよ…!?』


三郎「う、うるさい…!もう帰れよ…!」


ハグに慣れていなかったのか、顔を真っ赤にして少し目が潤んでる三郎くん
恥ずかしさで三郎くんは言葉を吐き捨て自分の部屋に戻ってしまった


『……はっ…怒らせてしまった……』


一郎「恥ずかしいだけだろ、きっと」


『そ、そうだといいけど…』


二郎「アイツこうゆう経験ないから恥ずかしかったんじゃねぇ?」


『まだ若そうだもんね…ところで、みんな何歳なの?』


一郎「ん?あぁ、俺が19、二郎が17、そして三郎が14だな」


………ん?待って……三郎くんはまだ納得出来る…
二郎もまぁまぁ納得出来る……一郎…???19って言った?
嘘だろ……19で手に職を持っててこんな高身長のイケメンとかスペック高過ぎじゃないの?
私24なのに職にもあり付けてない…世間から見たらニートだよ?え、どうしよ、心痛い……


二郎「名前は?いくつ?16くらい?」


『……あ、いや、その……』


一郎「二郎。女性に年齢を聞くものじゃないぞ」


二郎「ごめん兄ちゃん…でも俺くらいかなって…思って」


やめて二郎。ますます言い出せなくなる
二郎の想像よりも遥かにババアだからもうなんか言いたくないんだけど
でも誤魔化すのはいかんぞ、私…言うんだ…私は24歳ですって言うんだ私ー!!!


『そのっ…私24歳なんだよね…』


一郎/二郎「……え?」


二郎「……ご、ごめん…全然見えなくて…馴れ馴れしくしちゃった…」


一郎「俺も…悪いな名前」


この子、悪いなと言いつつ呼び捨てのままなのね
まぁいいんだけど…!!!

でも若く見られるのは嬉しい事だ…


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