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【ヒプマイ】管 轄 世 界【R18】

第2章 頼 れ る 人





『独歩くん…なんかごめんね?迷惑かけちゃって…』


疲れてるのに時間かけてヨコハマまで来てくれる独歩くんは優しいの塊だと思った
すると、独歩くんは頭をぽんぽんと撫でてくれた


独歩「別に。名前が謝ることじゃないし」


『でも、横浜まで来なければ家で休めたでしょ?せっかく早く帰れたのに…』


独歩「だからだよ」


『……ん?』


だからだよ?
…どうゆうこと?
独歩くんの言葉に私は頭にハテナを浮かべた


独歩「名前が一人で居るのは不安だろうから、今日くらいはうちに来ないかと思って…」


『え?私が独歩くんの家に?いいの…!?』


独歩「名前が嫌じゃなければ…」


確かに一人でいるのはちょっとだけ不安だった
でも独歩くんの家に私が行っていいのか?
……早速誘ってくれたんだし、行ってみてもいいかな?

そう思えば、私は独歩くんを見上げた


『独歩くんがいいなら、行きたいかも…。なんかもうヨコハマから出たい気分ってゆうか…?』


独歩「俺は構わないよ。どうせ夜は俺しかいないし」


…夜は俺しかいないし?
ってことは、昼間誰かいるってこと?
…もしかして、彼女とか…?
え、彼女いる人の家にお泊まりってどうなの…!?
いや…でも私たちはどちらかと言えば兄妹みたいなものだからいいのか?


そんな疑問を抱いていれば、独歩くんが声をかけてきた


独歩「俺此処で待ってるから準備してきていいぞ」


『へ?いや、こんな所で待たせるわけには…!良ければ中で待ってて!』


玄関で待つと言う独歩くんを私は部屋に招き入れた
すると独歩くんは挙動不審になりながらぼそっと呟いた


独歩「……俺みたいな奴が名前の部屋に入っていいのか…」


独歩くん、それは逆なんだけど…
私こそ独歩くんのお家にお邪魔していいのか…


そんなことを思いながら、私は独歩くんの家に行く準備をした



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