第1章 日常1~烏野~
結局5時までは残らせてもらえなかったけど、2時の終電ぎりぎりまで残らせてもらった。
「……。」
田中「ざまぁねぇな!!!!」
呼び込みから戻ってきた田中。
まかないを待ってる私をに5時までのこれなかったことを笑いにきた。
「あ、澤村さん、今日田中のまかない、残飯でいいですよ」
澤村「了解」
田中「ひどい!!!」
菅原さんはやれやれという顔をしていた。
澤村さんが作るまかないはかなりおいしい。
新メニューの時だったり、メニューにある料理だったり、たまにリクエストに応えてくれたり、作るものどれもおいしい。
澤村「ほい、おまち。今日はオムライスな」
「うわあ!!!!おいしそう!!!いただきます!!!」
大好物のオムライス(というか澤村さんが作るものはなんでも好物)、一口ほおばると卵の優しい味とあまじょっぱいケチャップライス、マジでおいしい。
「澤村さん、おいしいです!!!!」
澤村「そうか!ありがとな!」
「でも次は5時までいますからね!!!」
澤村「それはダメです」
日向「なんか、父親と娘みたい…。」