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【ハイキュー】おおきい背中

第4章 合宿①


まさか、私のもと居た学校の吹部がここのところに来ていたなんて。
なるべく接触しないようにしないと。


思い出された過去を消すように音駒のマネージャーの仕事を必死に取り組んだ。


あっという間に今日の練習は終わり、私は烏野に戻った。



「ちゃん、お疲れさま」

「潔子さん!お、お疲れ様です!!」


差し入れでもらった私の分のスポーツドリンクをもらった。
ふぅ…と一息をつく。
ここのチームにいると落ち着く。
いつも通りの日常に戻れると思っていた。
そう思っていた私が甘かった。


それぞれの自主練に付き合っていると、

「あれ、あの人たち誰だろ…」

その声が向いたドアの方を見ると、あの人たちだった。
なんで…ここに…?
私と目が合うと「あ、いたいたー!!」「ホントにやってんじゃんww」「ウケる」とクスクス笑っていた。


「、知り合いか?」

「た、なか…」

「なんだアイツら感じわりぃ」


田中と西谷があの人たちを見てイライラしている。
あそこにいちゃ練習の邪魔になる。
あいにく他のマネは練習に付き合っていたりしてあいていない。
嫌だけど…声を掛けなくちゃ…。


「ごめん、田中、西谷ちょっと行ってくるわ」

「おー!」「いってらー」

重たい足を動かして向かった。
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